アカメが斬る! (11) (ガンガンコミックスJOKER) コミック – 2014/12/22 タカヒロ (著), 田代哲也 (イラスト)
新しい構成に挑戦しておりある程度それが成功している。
このマンガは敵味方のグループが特殊能力で戦うというものだ。
そこに新しさはないが典型的な物語の枠を壊しにかかっているところが新しい。
バトルそのものはあまり特殊でもおもしろくもない。むしろ能力バトルものとしては拙ささえあるが。
それ以前の試みが作者の創造性の高さを感じさせる。
演出、ギャグ、キャラクターなどは借り物が多いが構成の緊張感の一点が素晴らしい。
萌えマンガの中でもたまにこうした傑作が登場する。
型があるからそれをうまく破った時に効果がでるのだろうか。
読んでいられない部分も多いが対象年齢の低さと好みによるものだと思う。
8巻あたりからハンターハンター蟻編の影響が垣間見られる。
それはごくわずかな気のせいかもしれないレベルだが。なんだかとてもソックリなシーン、
作戦、シークエンス、キャラクターが出てくるのだ・・
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