STAP細胞と311
STAP細胞論文の捏造疑惑が報じられる中、小保方氏が会見した。
来週には共同研究者の笹井氏も会見するという。
この研究に対する批判はSTAP細胞の作成実験を再現できないというものから始まった。
しかしそもそもこの主張は必要とされる器具を用いないものであったり、
1年以上かかるとされる実験をなぜか数週間で否定すると言ったものであった。
また論文の引用の多さや画像の取り違えなどが発覚したが、これはSTAP細胞の存在の有無には直接影響しない。
研究体制は小保方氏の行動をチェックしきれないものであったが、
研究そのものはあくまでも状況証拠を問われているだけで、
決定的なミスがあったとは指摘されていない。
また論文の取り下げはその社会的影響を踏まえ、落ち度を認めたものであり、
研究そのものへの否定を決定的にしている内部の研究者はまだいない。
疑っている人物はいるが。
現在の状況だと小保方氏の雇用を更新した理研などもふくめて、
まだ真実はわからない。
このような状況で関連株を買うべきかは投資家として非常に旨味がある。
世間の大半はSTAP細胞が捏造だと思っているからだ。
このような詐欺事件が頻発しているから
同じような流れと捉える人が多いのである。
もしSTAP細胞の存在が確認されれば関連株は暴騰する。
この状況は発生学に詳しい人々には有利だ。
かつて似たような状況があった。
311と福島原発事故だ。
ほんの3年前のことだが、
信じられないことにあの時には日本株は異常な売られ方をした。
放射能や震災被害を過大に見積もった世界の投資家が投げ売りをしたのだ。
世界の投資家は日本語が理解できてもそのニュアンスはメディアを通して伝わりにくい。
また放射能に対する科学的な認識にもかなりの偏りがあり、
高い知能を持つ人々も様々な学者のもたらす予想に右往左往することとなった。
STAP細胞騒動も似ており、例えハーバードを出て居ても
真実はよくわからないだろう。
Twitterには大学教授の疑いの声と支持する声が入り混じる。
何よりSTAP細胞の直接の研究者の間でも意見が分かれているのだ。
こんな状況は滅多に訪れない。
情報を精査すれば大儲けできそうだ。
個人的な判断を述べておく。
STAP細胞には偽造元とされるES細胞にはない多能性がある。
これは決定的な証拠だ。
無論、これがどこかからもたらされたIPS細胞による偽造といあ可能性はまだ拭えない。
しかし、小保方氏と笹井氏の会見。また、否定側が状況証拠のみの積み重ねであることを考えると、
一般的にはとても完全否定には至らない。
グレーどころではない。
限りなく怪しいと言うわけではなく、限りなく白に見える。
関連株を買いたい。
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