妄想山師
ぼくは携帯画面からアク禁スレを覗いた。 妄想山師という固定ハンドルがユーラシア大陸の様にのさばっていた。 この淫靡で下品なコテハンはただただ独りよがりな駄文を垂れ流す為の予防線に違いない。 しかしそれはベトナム戦争くらい間違っていた。 たまに自虐的な守りのレスをし、たまに思いも寄らない角度で、そうそれは丁度、宇宙から帰還するロケットが燃え尽きずに大気圏にうまく突入する為の絶妙な角度を探し当てる様に、 素晴らしい切り口で妄想を展開する。 しかしそれはもうかつての需要はなく、彼が彼である為の言い訳。 オオツノジカの角、バビルーサの牙、不良のリーゼントの様なものだった。 彼を彼たらしめた本来の妄想とはおそらく昨日食べたパンほど遠い。 >>105 だから妄想してくれ。
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